ディスプレイには、あるモチーフによって撮影された風景の映像が映し出されており、体験者がその映像に触れると、触れた箇所に新たな映像が浮かび上がる。
そうして浮かび上がった新たな映像は、過去の体験者の行為の痕跡となりディスプレイ上に残る。

私たちの暮らす社会は、様々な人の手によって恣意的に操作され構築されているように見える。
本作品は、"手"と"痕跡"に着目した作品である。

プログラミングと映像領域で活動している2人が、2012年に結成。
インスタレーション、アプリケーション、プロダクトと分野を問わず活動中。